【たまラ】もち蔵とはなんだったのか③
注意:ネタバレ有、映画視聴時のうろ覚え記憶からの考察ゆえ間違いもあるかも
もうすぐ映画『たまこラブストーリー』公開が終わるようなので2回目の視聴に行きました。
そろそろ真面目に更新しますね(汗
お題
・もち蔵はなぜ映画が好きなのか。どんな映画を撮りたいのか
・もち蔵は映画監督になりたいのか
・もち蔵は美大に受かるのか
・もち蔵はなぜ映画が好きなのか。どんな映画を撮りたいのか
映画の中でもち蔵が映画について熱く語るシーンやセリフとかって無いんですよね。
テレビシリーズ『たまこまーけっと』ではもち蔵が下校中に映研の友達に映画雑誌っぽいものを見せながら
「この映画がさぁ……」
と話してるシーンがあるのですが、これだけじゃ説得力無いですよね。
↑このシーンです。一瞬でした。
そこで映画ではちょっとメタフィクションっぽい手法でもち蔵の映画への情熱を表現しているんですよ。
ED前半部がもち蔵がたまこを役者に映画を撮ったものになっているのもそうなのですが、
劇中でひたすら映画をモチーフにしたものが出てくるんですよ。
例えば回想シーンの多くがフィルム調になっているし、
たまこの両親(豆大とひなこ)の恋愛シーンもフィルムを意識させるようになってる。
そもそも映画自体ずっと望遠レンズなのは山田監督曰く「映画といえば望遠レンズ」だからだそう。
フィルムフィルムフィルム
観客に常に映画を意識させることで、明確なセリフが無くても無意識のうちにもち蔵の映画愛と共感できるようにしているのだと思いましたよ。
ってもち蔵がなぜ映画が好きなのかの説明になってないじゃん
大丈夫。ちゃんと解説します。
もち蔵の撮影した映画は
テレビシリーズでは
『商店街のバレンタイン企画CM』
『文化祭用の映画(カンフーアクション)』
そして
『ED映像』ももち蔵撮影という裏設定がインタビューで明かされています
たまこまーけっと ED 『ねぐせ』 歌詞付き - YouTube
劇場版では
『ED前半部分(「こいのうた」が流れている部分』
あと映画では無いですが、たまこの発表会などを撮影している様子が描かれています。
↑ストーカーっぽい
そしてこの中で『文化祭用の映画(カンフーアクション)』はもち蔵は役者として起用されており、おそらく他の映研部員が監督なのでしょう。
つまりもち蔵が撮る映画は全部たまこが映っているんです。
だからもち蔵が撮りたいのはたまこなんです。
さらに、映画中でもち蔵が映研の撮影物編集をほっぽって以前撮影したたまこ映像を見ながらウットリとつぶやくんです
「かがやいてるよなぁ」
これだけ見るとただの変態なんですけど、
もち蔵ってたまこの母親役でもあるわけですよ。
そう思うとなんだか
子供の発表会でカメラ回してる親御さんに思えてきたw
これは私の憶測なのですが
もち蔵は自分が大好きなたまこを撮っているうちに
撮影にハマっていったのではないかな?
この人のように
↑たまちゃんのパパ(ちびまるこちゃん)。娘の記録としてカメラを始めたらハマってしまった
というわけで私の憶測では
もち蔵は
『たまこを撮るのが楽しくて映画撮影が好きになった』
『撮りたい映画ジャンルはたまこの成長記録』
・もち蔵は映画監督になりたいのか
たまこを撮れればそれでいいように思えるのです。
「映画の勉強をしに東京の美大に行きたい」
っていう言葉からも大志や野望というものは感じませんね。
ただ自分の力を試してみたい、ってことなのかも。
・もち蔵は美大に受かるのか
あやしい。
(私は美大受験経験など全くありませんが)美大希望の人ってそれ用の受験対策が必要ですよね?
ちょっと調べたところ、センター試験と小論文or実技が科目の様です。そして小論文or実技の配点が高い。
ふつう、美大受験用の予備校に通うものだと思うのですが、3年に進級した段階で父親を説得できず(劇中で父親と一緒にテレビを観ている、ともち蔵母が説明するシーンがあるので、最終的に説得は出来たと思われる)、予備校や塾に通うシーンや勉強している描写は全くない。
ちなみにたまこの同級生である朝霧史織は夏休みにホームステイするために英語の塾に通っているという描写がある。
そんなもち蔵にカノジョから一言
「ニワカは相手にならんよ」
↑小走やえ先輩(咲-阿知賀編)。小3からマメができない程麻雀の練習をしている彼女からすればもち蔵などニワカにすぎない
ちなみにたまこは小5からお店の手伝いをサボったことは無い。
やっぱり
「ニワカは相手にならんよ」
↑小走やえ先輩(咲-阿知賀編)。小3からマメができない程麻雀の練習をしている彼女はニワカではないので高校選手権奈良個人戦1位である。団体戦は忘れろ