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【京アニ】新作『響け!ユーフォニアム』は何をする気なのか!?

新年あけましておめでとうございます

たまこファン、京アニファンの方、大そうな名前のブログを名乗りながらろくに更新できず申し訳ありません

 

今回は最近発表された京都アニメーション新作『響け!ユーフォニアム』について私なりの推測と見所を挙げます


TVアニメ『響け!ユーフォニアム』 PV - YouTube

 

原作のコミカライズはここから読めますよ


響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ  |  このマンガがすごい!WEB

 

■スタッフ について

まず現在判明しているスタッフを記します

我らが山田尚子さんはシリーズ演出という関わりということです。これまで京都アニメーションでは『涼宮ハルヒの憂鬱』で石原監督、山本寛さんがシリーズ演出という役割でした。今作は企画設定周りは石原監督主導で、山田尚子さんは絵コンテ・演出から先の工程に大きく関わっているということなのかなと想像します。

ほかのスタッフも最近の石原監督作品にメインスタッフとして参加しているベテランの方が多いですね。京都アニメーションの総力戦という意味なのかどうか。製作委員会に鶴岡音響監督が社長を務める楽音舎が入っているのも珍しいです。

 

 

 

 

京都アニメーションが目指しているアニメとは

私の勝手な憶測ですが、近年の作品における共通として

  • 今までのアニメでは描かれなかった(描きにくい)物がモチーフにする
  • 地域コミュニティを通じての人間賛美(調和と絆)

これらの結果として

アニメの文化的価値の向上

を目指していると考えます。

簡単に言えばジブリ並みの存在感のあるスタジオになることと言えるでしょう。 

 

 

 

 

 

■何を描くのか(物的モチーフ)

そのままですけど(笑)。アニメでバンドや、ピアノ、バイオリンは良く描かれます。オーケストラは『のだめカンタービレ』でありましたけれど、吹奏楽部を描くとなると管楽器をきちんと描かないとなりません。複雑な形状の管楽器はアニメーターの負担が大きいのでこれまで選ばれなかったのでしょう。京都アニメーションらしい挑戦です。

 

  •  大量のモブ

『響け!ユーフォニアム』の舞台となる北宇治高校吹奏楽部が何人構成なのかまだ分かりませんが、吹奏楽部ならかなりの人数なのではないでしょうか。『けいおん!』ではクラスメイトが細かく描き分けられてましたけど、今作では2クラス並みの人数で演奏しますからね。楽しみです

 

  • 京都

今作の舞台は京都府南部の宇治。予想ではオリジナル回で地域をクローズアップしてきそう。それと今回は京都弁。『たまこまーけっと』も京都が舞台でしたが標準語を使ってましたが、今作は原作からして京都弁を使ってますから当然アニメも?声優さんは大変そうですけどね。

 

 

 

 

■何を描くのか(精神的モチーフ)

  • 大人数の調和

スポ根描写もそれなりにあると思いますが、スポ根はスポーツ漫画の『ハイキュー』や『ベイビーステップ』など最近もアニメ化されているので、特訓描写よりはいかにして何十人ともなる集団を調和させるのか、と描き方の方が力が入るのでは。

  

  • 青春の光と闇

まぁやっぱり青春モノってことで。

 

 

 

 

■オリジナル要素はどうなるか

京都アニメーションでは設定や展開を原作から大きく変更することも多く、場合によっては否定的な印象を与えることもあると思いますが、私はあえてオリジナル要素こそ京都アニメーションの特色が出る良い点だと考えています。『響け!ユーフォニアム』もガンガン変更して自由にやってほしいなと。そこでどこにオリジナル要素が入ってくるか予想すると

  • 地域との関わり強化

オリジナル回で街の人との交流とか描かれそう。大体この原作が選ばれたのは京都が舞台だからってのは絶対あると思う。だからこそ注目してる。

 

  • デフォルメとギャグ

勘です。でも来る。

 

まあどのアニメも曲はオリジナルなんですけど。京都アニメーションは毎回音楽に凝ってる中で吹奏楽というモチーフなのでかなり気合入ってそう。

 

  • 先生の役割が生徒に移る

原作は結構部活顧問の先生が厳しいっぽいけれど京都アニメーション作品は大抵教師がアホになる、と言う事では無く、青春モノは大人対子どもより子ども対子どもの方が葛藤描写などが映えるし、そもそも登場キャラクターが多いので。つまり先生の登場は減ると思う。

 

 

 

 

 

☆まとめ

結局何が言いたいかと言うと楽器演奏シーンに注目というのもあるけど

地域描写こそ凄いものが観れそうということ。

京都アニメーションが描く本気の京都を見せてくれるのではないか